2017年2月18日土曜日

食物経口負荷試験(バナナ)

先日、バナナの食物経口負荷試験をしました。



元々1年以上前にバナナでアレルギーを発症し、

その後の血液検査で多品目の食物アレルギーであることが発覚しました。

そしてアレルギーを発症して以来、

小麦、乳製品、卵、大豆は少しずつ与えていますが、

バナナは治療の優先順位が低いということで

一度も与えていませんでした。



治療の優先順位が低いというのは、

つまり食べられなくても日常の食生活にそれほど不便がないということです。

小麦、乳製品、卵、大豆はあらゆるものに使われていますから、

この中の一つでもダメですと結構大変です。



市販のお菓子はほとんどダメ…

自分で作るとしても、

ケーキもクッキーも普通のレシピは小麦、卵、乳製品を使います。

まだほんの少量しか食べられないうちの子には、

普通のレシピはまだまだアウトです。



というわけで、おやつ作りはだいたい米粉を使っています。

ケーキもクッキーもタルトも、米粉や片栗粉などを使います。




そこで流行のグルテンフリーやマクロビなどのレシピがマッチしそうですが、

今度はナッツ類やゴマ、バナナなどがふんだんに使われています。

うちの子はこれらもアレルギー検査の数値が高く、

しかもナッツ類やゴマは少量でも重症化する可能性があるようなので、

これらのヘルシー系レシピも要注意なのです。



しかし小麦、卵、乳製品を使わないレシピはたくさんあるので、

ナッツ類とバナナが食べられるようになればおやつの幅が広がるなと思い、

お医者様に治療開始を打診しました。



先生のお返事は、

バナナのみ負荷試験をしてから開始。

ナッツはまだダメとのことでした。



バナナの食物経口負荷試験は

最初に1グラム。

その後30分おきに2グラム、5グラムと食べ進み、

合計8グラム食べました。



こんな感じに足の親指に心拍数を測るモニターを付けます。


午前10時に最初の1グラムを食べ、

午後1時まで様子を見て、

何事もなければ帰れます。



結構長いので、子供は飽きてしまいます。

なのでオモチャを沢山持ってくる人もいます。

DVDも見れるので、私はしまじろうとノンタンを持って行きました。



バナナはほんの小さじ一杯程度の量での発症歴があるので覚悟して行きました。

ところが結果は大丈夫でした!!

ビックリです。



成長とともに大丈夫になったりするとよく聞きますが、

本当にそのようです。

勿論品目により、ナッツ類は克服しにくいらしいですが…



今回8グラムまで食べられたので、

翌日からバナナを食べ始めることになりました。

まず5グラムからスタートし、

20%ずつ増やしていくことになりました。

小麦は、1週間ごとに増やしていますが、

バナナはもっと早く進めてOKとのことでした。

なので様子見ながら毎日増やし、

あっという間に1本食べられるようになりました!

克服です。

おやつの幅が広がりました(^^)