2017年3月13日月曜日

バナナアレルギーはゴム(ラテックス)アレルギー?

先日はうちの子がバナナアレルギーを克服したことを書きました。

ところで、バナナアレルギーと関連するアレルギーがあることをご存知でしょうか?



アレルギー専門医の先生に教えていただいたのですが、

実はバナナアレルギーの人は、
ゴム(ラテックス)と栗にもアレルギー反応を起こす可能性が高いそうで、
注意が必要だそうです。



可能性があるということで、
絶対ではありません。



ちなみにうちの子はクリスマス時期にケーキで栗を使いました。

その時はこのことを知らなかったのですが、

心配でしたので少量から与えました。

アレルギーは出ませんでした。



もしかしたらその頃既にバナナアレルギーを克服していた可能性もあり、

そのせいで栗にも反応しなかったのかもしれませんが。



ゴムはまだわかりませんが、

その話を聞いた直後に娘の歯科検診があったので、

歯科医が使うゴム手袋は大丈夫?

と思い先生に聞いてみたところ、




現在は医療用のゴム手袋は殆どラテックスフリーになっているそうです。




ただ、古い手袋を使っているところもあるかもしれないので、

心配な人は一応聞いてみたほうが良いかもしれません。




以前、別の小児科(アレルギー専門医ではない)の先生に、

バナナがダメな子はキウイやマンゴーなどの南国系の果物は全部ダメだと言われました。

なのでそれらの果物は全て除去していました。




今回アレルギー専門医の先生にそのことを確認してみたところ、



バナナNG=南国系果物NGという関連性はないとおっしゃっていました。

ただこれらの果物は皮膚に付着したときに、

痒くなったりかぶれたりし易いという共通点はあるそうです。

でもそれは食物アレルギーとは別だそうです。



そう言えば食物経口負荷試験のときは
いつも、

かぶれ防止のために唇にプロペト(ワセリン)をたっぷり塗ります。



そういったことを考えると、
かぶれと食物アレルギーは別であることがわかります。




なかにはどちらにも食物アレルギーが出てしまう人もいることでしょう。

でも私のようにバナナがダメだからといって他の南国系果物を無闇に避けるのではなく、

少しずつからあげてみたほうが良さそうです。

心配な人は病院で負荷試験してもらったほうが良いかもしれませんが。



ちなみに、キウイは普通のグリーンのキウイよりもゴールドの方がアレルギーが出にくいそうです。

なのでキウイを初めてあげるときはゴールドからの方が良いそうです。

早速ゴールドキウイをあげてみようと思いスーパーに行きましたが、
残念ながら現在は時期外れで入荷なしでした…

ゴールドキウイに限らず、

南国系の果物は今は時期外れすからね…

店頭に出てきたらあげてみようと思います。

2017年2月18日土曜日

食物経口負荷試験(バナナ)

先日、バナナの食物経口負荷試験をしました。



元々1年以上前にバナナでアレルギーを発症し、

その後の血液検査で多品目の食物アレルギーであることが発覚しました。

そしてアレルギーを発症して以来、

小麦、乳製品、卵、大豆は少しずつ与えていますが、

バナナは治療の優先順位が低いということで

一度も与えていませんでした。



治療の優先順位が低いというのは、

つまり食べられなくても日常の食生活にそれほど不便がないということです。

小麦、乳製品、卵、大豆はあらゆるものに使われていますから、

この中の一つでもダメですと結構大変です。



市販のお菓子はほとんどダメ…

自分で作るとしても、

ケーキもクッキーも普通のレシピは小麦、卵、乳製品を使います。

まだほんの少量しか食べられないうちの子には、

普通のレシピはまだまだアウトです。



というわけで、おやつ作りはだいたい米粉を使っています。

ケーキもクッキーもタルトも、米粉や片栗粉などを使います。




そこで流行のグルテンフリーやマクロビなどのレシピがマッチしそうですが、

今度はナッツ類やゴマ、バナナなどがふんだんに使われています。

うちの子はこれらもアレルギー検査の数値が高く、

しかもナッツ類やゴマは少量でも重症化する可能性があるようなので、

これらのヘルシー系レシピも要注意なのです。



しかし小麦、卵、乳製品を使わないレシピはたくさんあるので、

ナッツ類とバナナが食べられるようになればおやつの幅が広がるなと思い、

お医者様に治療開始を打診しました。



先生のお返事は、

バナナのみ負荷試験をしてから開始。

ナッツはまだダメとのことでした。



バナナの食物経口負荷試験は

最初に1グラム。

その後30分おきに2グラム、5グラムと食べ進み、

合計8グラム食べました。



こんな感じに足の親指に心拍数を測るモニターを付けます。


午前10時に最初の1グラムを食べ、

午後1時まで様子を見て、

何事もなければ帰れます。



結構長いので、子供は飽きてしまいます。

なのでオモチャを沢山持ってくる人もいます。

DVDも見れるので、私はしまじろうとノンタンを持って行きました。



バナナはほんの小さじ一杯程度の量での発症歴があるので覚悟して行きました。

ところが結果は大丈夫でした!!

ビックリです。



成長とともに大丈夫になったりするとよく聞きますが、

本当にそのようです。

勿論品目により、ナッツ類は克服しにくいらしいですが…



今回8グラムまで食べられたので、

翌日からバナナを食べ始めることになりました。

まず5グラムからスタートし、

20%ずつ増やしていくことになりました。

小麦は、1週間ごとに増やしていますが、

バナナはもっと早く進めてOKとのことでした。

なので様子見ながら毎日増やし、

あっという間に1本食べられるようになりました!

克服です。

おやつの幅が広がりました(^^)